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【CANDLE JUNEインタビュー/Beyond編】フジロックの前の週に開催される PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-。フェスのその先への思いを聞く。
2025年に初開催されたPYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-。ピラミッドガーデンで単独のキャンプインフェスとして行われる。なぜフジロックの前の週なのか。「フェスティバルのその先へ」として、どんな世界を目指しているのか。さまざまなフェスで空間演出を手がけているCANDLE JUNEさんに、 Beyond the Festivalへの思いを聞いた。
–– 今年も、PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-が開催されます。ピラミッドガーデンというエリアに、さまざまなコンテンツが用意されています。フジロックの前の週に単独での開催です。
JUNE ピラミッドガーデンが生まれたのが2010年。今年で17年目になります。少しずつフェス会場としてのインフラも積み上がってきています。前の週にやるというのは、一回の設営と撤去で2回のイベントをやること。それが可能だっていうことを実証したいと思ってて。
–– 単体での開催を考えるより、経費が抑えられるということですか?
JUNE この17年で、たとえばステージの土盛りをしてもらったり、電源を引いてくれたり、炊事場ができたり、インフラという投資をしてもらっています。3日間というフェスの期間だけではなく、もっとこの場所を使えないか。ピラミッドガーデンが、1000人規模のイベントができるインフラを整えることができたら、年間を通してイベントを開催することができますから。
–– きっとそのほうが、地域の方々にとってはメリットが大きいですよね。
JUNE 1000人規模のフェスって収支のバランスを考えると難しいっていうのが、フェス業界の常識みたいに言われているんです。果たしてそうなのか。本当はリスクがなくて回転率がいいのは、1000人から3000人のフェスじゃないかって思っているんです。それとそのくらいの規模のフェスって、カラーがはっきりしているんですね。誰がやっているのか顔が見えるし、どんな思いでやっているのかも明快。その思いに賛同して人が集まってくる。それって、フジロックを始めるにあたって、スマッシュの日高(正博)さんが言ってたことに通じているんです。「誰が出るから行こうっていうのはフェスじゃねえ、コンサートだ」って。その言葉が好きで。
–– それをBeyond the Festivalで表現している?
JUNE 自分の気持ちとしては、チケットのフィーでイベントを開催するっていう主催者が持つマインドを、なるべく変えたいと思っているんです。他のプロジェクトなどと融合していって、新しい何かを生み出していく。違う見方をすること。長くフェスに携わっていますけど、フェスってそういうものだったんじゃないかなって。「自分はヒッピーでありたい」って言ってるんですけど、自分の考えるヒッピーとは、生活のあり方とか自分のしてきたことを一回復習して、未来を考えて次に実践して繋げていく人たちなんだと思っているんです。

–– フェスって何かっていうことを、フェスという場所で表現しているということですよね。
JUNE 一見いらないけど、本当は大切みたいなものが散りばめられているのは、結局のところフジロックしかないんじゃないかなって思ってて。音楽興行という視点では無駄なこと、特に装飾は無駄だろうし。そのなくてもいいものにすごく注力してきたのがフジロックなんだと思います。
–– そのデコレーションっていう部分では、フジロックのなかで、もっともトータルに構成されているのがピラミッドなんだと思います。
JUNE 他のエリアと違って、ピラミッドガーデンって、フェスという数日間を生活している場所なんですよね。ライフラインっていう言い方もできると思ってて。キャンプサイトもあるし、お客さんもスタッフもここにいるみんなが24時間共にある。だから、朝は「おはよう」って声をかけるし、戻ってきたら「おかえり」って迎えて、暖かいメニューを用意している。
–– キャンプインフェスは、「衣食住遊」がそろった場ですから。
JUNE いろんなプロジェクトが参加してくれるようになったら「家族で植樹をしよう」みたいなコンテンツも加えられるかもしれない。1年後には「自分たちの木を見に行こうよ」って。ピラミッドガーデンを、自分たちのフィールドのように感じてもらえる人たちが増えていったらうれしいですね。

PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-
2026年 7/18(土) 19(日)
新潟県湯沢町 苗場スキー場
https://www.pyramidgarden.jp/
–– 今年も、PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-が開催されます。ピラミッドガーデンというエリアに、さまざまなコンテンツが用意されています。フジロックの前の週に単独での開催です。
JUNE ピラミッドガーデンが生まれたのが2010年。今年で17年目になります。少しずつフェス会場としてのインフラも積み上がってきています。前の週にやるというのは、一回の設営と撤去で2回のイベントをやること。それが可能だっていうことを実証したいと思ってて。
–– 単体での開催を考えるより、経費が抑えられるということですか?
JUNE この17年で、たとえばステージの土盛りをしてもらったり、電源を引いてくれたり、炊事場ができたり、インフラという投資をしてもらっています。3日間というフェスの期間だけではなく、もっとこの場所を使えないか。ピラミッドガーデンが、1000人規模のイベントができるインフラを整えることができたら、年間を通してイベントを開催することができますから。
–– きっとそのほうが、地域の方々にとってはメリットが大きいですよね。
JUNE 1000人規模のフェスって収支のバランスを考えると難しいっていうのが、フェス業界の常識みたいに言われているんです。果たしてそうなのか。本当はリスクがなくて回転率がいいのは、1000人から3000人のフェスじゃないかって思っているんです。それとそのくらいの規模のフェスって、カラーがはっきりしているんですね。誰がやっているのか顔が見えるし、どんな思いでやっているのかも明快。その思いに賛同して人が集まってくる。それって、フジロックを始めるにあたって、スマッシュの日高(正博)さんが言ってたことに通じているんです。「誰が出るから行こうっていうのはフェスじゃねえ、コンサートだ」って。その言葉が好きで。
–– それをBeyond the Festivalで表現している?
JUNE 自分の気持ちとしては、チケットのフィーでイベントを開催するっていう主催者が持つマインドを、なるべく変えたいと思っているんです。他のプロジェクトなどと融合していって、新しい何かを生み出していく。違う見方をすること。長くフェスに携わっていますけど、フェスってそういうものだったんじゃないかなって。「自分はヒッピーでありたい」って言ってるんですけど、自分の考えるヒッピーとは、生活のあり方とか自分のしてきたことを一回復習して、未来を考えて次に実践して繋げていく人たちなんだと思っているんです。

–– フェスって何かっていうことを、フェスという場所で表現しているということですよね。
JUNE 一見いらないけど、本当は大切みたいなものが散りばめられているのは、結局のところフジロックしかないんじゃないかなって思ってて。音楽興行という視点では無駄なこと、特に装飾は無駄だろうし。そのなくてもいいものにすごく注力してきたのがフジロックなんだと思います。
–– そのデコレーションっていう部分では、フジロックのなかで、もっともトータルに構成されているのがピラミッドなんだと思います。
JUNE 他のエリアと違って、ピラミッドガーデンって、フェスという数日間を生活している場所なんですよね。ライフラインっていう言い方もできると思ってて。キャンプサイトもあるし、お客さんもスタッフもここにいるみんなが24時間共にある。だから、朝は「おはよう」って声をかけるし、戻ってきたら「おかえり」って迎えて、暖かいメニューを用意している。
–– キャンプインフェスは、「衣食住遊」がそろった場ですから。
JUNE いろんなプロジェクトが参加してくれるようになったら「家族で植樹をしよう」みたいなコンテンツも加えられるかもしれない。1年後には「自分たちの木を見に行こうよ」って。ピラミッドガーデンを、自分たちのフィールドのように感じてもらえる人たちが増えていったらうれしいですね。

PYRAMID GARDEN -Beyond the Festival-
2026年 7/18(土) 19(日)
新潟県湯沢町 苗場スキー場
https://www.pyramidgarden.jp/