フェス飯クラブ / Fesmeshi Club

ZERO ACTION ARCHITECTが創造するORANGE ECHOの世界観(後編:キッチンカー編)

ZERO ACTION ARCHITECTが創造するORANGE ECHOの世界観(後編:キッチンカー編)

前編では、株式会社ゼロアクションアーキテクト代表取締役 松永裕治氏に「ORANGE ECHO」のステージについてお話しを伺ったが、後編では自身が会社として手掛けるキッチンカーについてお伺いしていく。



「ORANGE ECHO」のステージ横にはこれまたステージ同様独特な雰囲気の飲食ブースが。



橋の下とKAN酒場:一般的には「下地」や「構造」を担う木質合板が精密に加工され、洒落た雰囲気を醸すモバイル・BAR空間となっている。
独特な文字体の雰囲気を壊すことなく切り文字や彫り込み文字として表現できているのは、前編で紹介した5軸マシニングセンタの技術があってこそ。

松永さん このポップアップストアは自社で開発した「SELF NAVIGATION TRAILER」っていうEV車のキッチンカーで、販売時に必要な電力を電気自動車に蓄電した電気を使って賄うことができるんだよね。インフラのないところに出店するなら『自分たちでインフラを全部持っていけば良いじゃないか!』という発想で作った。しかも、この車で行けばどこでもクリーンかつスマートにフェス的な空間を作り出すことができる。あとフェスなんかでも当たり前によくある白いテントばっかりが並んでいてこなす感じにちょっと飽きてきてしまって、もっと空間的に訴求力のある売り場を作りたかったっていうのもあるね。

なるほど、なるほど・・・。これまでゼロアクションアーキテクトで関わってきたフェスでの経験や問題提起がこのキッチンカーに現れているということ。それでは実際に「SELF NAVIGATION TRAILER」を松永さんにご案内していただきましょう♪




ライティングや冷蔵庫など、営業に必要な電力がキッチンカーから賄われている。キッチンカーの上部に映るモニターももちろんキッチンカーからの電力。




キッチンカー本体に仕込まれた引き出しは冷凍庫。使い勝手も抜群そうで、スタッフさん方からも良い顔いただきました!



橋の下とKAN酒場のカウンター部分。こちらも、ステージと同じく加工された合板が組み上げられている。
お店の看板文字も自社で加工されたもの。ちなみにキッチンカーの上部にある丸いオブジェは回っている。なぜか回っているのだ。これも自前の電気だ。





おわかりだろうか。この合板の断面が絶妙に同じ角度で斜めに加工されていることを。この斜め同士が組み合わさることで強度を増すのである!

松永さん じゃあ、そろそろ飲みましょう。おすすめは、生レモンにこだわった「ナチュラル広島レモンサワー」かな。
おお!!そのお言葉が出てくるのを待ってました。絶対美味しそうなそれ、飲ませてください!



アルコールは8種類、ノンアルは2種類。一際輝いて見える、メニューの右端を抑えるおすすめの「ナチュラル広島レモンサワー」!
それでは、みんなでKP〜!!!

橋の下とKAN酒場 ナチュラル広島レモンサワー

カップを口に近づけた瞬間からレモンの爽やかな香りがふわりと、レモンサワーの液体を口に含んだ瞬間、強いレモンの果肉感を含んだ酸味とほのかな苦味がぐっと押し寄せてくる。これが、広島でたっぷり太陽を浴びたレモン味わいなのか?!ちょっとお酒なことを忘れてしまう。清涼感もあるけれど、グビグビ飲むというよりステージの演奏を楽しみつつ広島県産レモンをじっくり味わいながら飲み進めたい一杯。「えー私ーお酒飲めなーい」という方もご安心あれ。「広島レモンスカッシュ」もしっかりラインナップに。



最後に、ステージ同様キッチンカーの装飾壁に描かれたCASPERさんのグラフィティの前で撮影させてもらった。

松永さん フェスでの仕事は制限のある場所だからこそ、これからも作られたものをただ置くんじゃなくてクリエイティビティを自然に感じてもらえるものを作っていきたいね。

フラットな目線で現状に疑問を抱き、それを乗りこなすようにゼロアクションアーキテクトという専門家集団がアプローチしていく。
これからも、松永さん率いるゼロアクションアーキテクトの創造するものから目が離せない。

松永裕治氏
株式会社ゼロアクションアーキテクト代表取締役
https://zero-action.com/

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