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春の東北をうならせる熱い汁!! 「ARABAKI ROCK FEST.25」ご当地汁を味わう
アラバキ参加において、お天気はとっても重要です。まぁ、どのフェスにとっても共通して言えることなんですが。ここ数年のアラバキはウェア調節がとてもむずかしくて、その年ごとに大きな気温の差が見られました。ある年は日中とてもめちゃ暑く、半袖で過ごせるほどだったかと思えば、別の年には夜間に雪が降るほど冷え込んだこともあったり。そのような中で迎えた今年のアラバキは幸いにも心地よい気候に恵まれました。
半袖でもいいけど、ちょっと長袖でもいいかもという、中くらいの気温。とはいえ、せっかくの野外フェス。気温に関わらず、身体の内側からあたたまるような「熱いもの」をたべたい!
ということで、今回は東北の味が楽しめる、あたたかい「東北汁」三選をご紹介いたします。

宮城県は地域によって、特色のある食がさまざま。まずは、宮城県白石市で有名なあの麺をいただくとしましょうか。
きちみ製麺/おくずかけうーめん 1,000円

温麺(うーめん)は白石市でつくられる麺料理。そうめんのような白い細麺ですが、そうめんより短く、あたたかい汁で食べることが多いです。油を使っていないので、胃腸にやさしくあっさりした味付けが多い郷土料理なんだとか。そこに、「おくずかけ」とはなんぞや?

餡かけのようなものがのっていますね。「おくず」とは葛(くず)でとろみをつけることからついた名前のようで、宮城県の郷土料理とのこと。お盆やお彼岸などに食べる精進料理のようですね。
優しい味つけで、しいたけやにんじん、たけのこ油揚げなどがはいっていました。あたたまる系の汁料理ですね。麺は細麺なこともありスルスル入る。
一杯目の汁としては、いいですな。これならあっさり食べることができるので、お腹に優しいです。
さて、次はご当地出店のブースへ。地元川崎町の飲食が集結しているこのエリアは、エコキャンプ COMMUNICATION FIELDの奥、エコキャンプ側入場ゲートのあたりにあります。そこで気になったのがコレ。

仙南セリは、宮城県の仙南地域で生産されている独自のブランド野菜で、宮城の在来野菜としても知られています。香りが豊かでシャキシャキとした食感が特徴とのこと。中でも仙南セリは、品質の高さと風味の良さから、地元では特に人気があるようですね。
セリの中に鶏つみれが入っているようなのですが、それが見えないくらいセリの量が圧倒的でたっぷり入っています。まさに“主役はセリ”と言わんばかりのボリューム感で、器いっぱいに緑の葉が広がってます。
仙南セリつみれ汁/500円

第一声は、「熱い!!」
セリが山盛りの上は油でコーティングされた層があって、それがアツアツの要因ですな。鶏だしに塩味が利いたスープ。中からご登場の鶏つみれは大ぶりです。これはなかなか腹持ちもいいんではないでしょうか。アツアツのつみれは肉肉しくて美味しいです。
鍋だな、そう鍋のスープをいただいているカンジ。落ち着く味、実家にいるみたい。なにか満たされました。


さて、お次は熱い麺をいただきましょうかね。仙台では老舗なラーメンなようですよ。
仙台辛み噌味よしラーメン/ 1,000円

仙台市にある老舗ラーメン屋さんで、辛みそブームをつくった元祖といわれているお店のようです。味噌ラーメンに独特の辛味噌をスープに溶かして食べるということのようです。

画像をみると、辛味噌は別添えなようなので、挑戦してみましたよ。なんせ、筆者辛いの苦手でして......素晴らしいご配慮ありがとうございます。
まず、辛みそを混ぜずにいただきます。味噌がクリーミーですね。まろやかなスープに中細の麺がよく絡みます。ではお次はちょっとだけ辛味噌を混ぜてみて。わ、思っていたほどの辛さではないかも、逆にパンチが効いてこれはこれでいい。なんかどんどん足していきたくなるのがわかります。
コクはあるけどくどくなく、さらっと食べられるラーメンでした。あっという間に完食です。

さて、今回は東北の名物料理をいろいろと味わってみましたが、みなさんはいかがでしたか? 土地ごとに特色のある味や食材が楽しめるのは、やはりご当地フェスならではの魅力ですよね。
地方食材や料理のルーツや背景を調べてみると、その調べたことが印象に残って、さらなるフェスの記憶にもなりますね。新たな発見もあり、フェスの楽しみ方がぐっと広がります。それでは、次のフェスへ行くとしますか。次はどんな美味しい出会いが待っているのか、今から楽しみです。
<text=HAL>
ARABAKI ROCK FEST.25
日時:2025年4月26日(土)〜27日(日)
会場:国営みちのく杜の湖畔公園 北地区 エコキャンプみちのく
https://arabaki.com/
半袖でもいいけど、ちょっと長袖でもいいかもという、中くらいの気温。とはいえ、せっかくの野外フェス。気温に関わらず、身体の内側からあたたまるような「熱いもの」をたべたい!
ということで、今回は東北の味が楽しめる、あたたかい「東北汁」三選をご紹介いたします。
宮城県は地域によって、特色のある食がさまざま。まずは、宮城県白石市で有名なあの麺をいただくとしましょうか。
きちみ製麺/おくずかけうーめん 1,000円
温麺(うーめん)は白石市でつくられる麺料理。そうめんのような白い細麺ですが、そうめんより短く、あたたかい汁で食べることが多いです。油を使っていないので、胃腸にやさしくあっさりした味付けが多い郷土料理なんだとか。そこに、「おくずかけ」とはなんぞや?
餡かけのようなものがのっていますね。「おくず」とは葛(くず)でとろみをつけることからついた名前のようで、宮城県の郷土料理とのこと。お盆やお彼岸などに食べる精進料理のようですね。
優しい味つけで、しいたけやにんじん、たけのこ油揚げなどがはいっていました。あたたまる系の汁料理ですね。麺は細麺なこともありスルスル入る。
一杯目の汁としては、いいですな。これならあっさり食べることができるので、お腹に優しいです。

さて、次はご当地出店のブースへ。地元川崎町の飲食が集結しているこのエリアは、エコキャンプ COMMUNICATION FIELDの奥、エコキャンプ側入場ゲートのあたりにあります。そこで気になったのがコレ。
仙南セリは、宮城県の仙南地域で生産されている独自のブランド野菜で、宮城の在来野菜としても知られています。香りが豊かでシャキシャキとした食感が特徴とのこと。中でも仙南セリは、品質の高さと風味の良さから、地元では特に人気があるようですね。
セリの中に鶏つみれが入っているようなのですが、それが見えないくらいセリの量が圧倒的でたっぷり入っています。まさに“主役はセリ”と言わんばかりのボリューム感で、器いっぱいに緑の葉が広がってます。
仙南セリつみれ汁/500円
第一声は、「熱い!!」
セリが山盛りの上は油でコーティングされた層があって、それがアツアツの要因ですな。鶏だしに塩味が利いたスープ。中からご登場の鶏つみれは大ぶりです。これはなかなか腹持ちもいいんではないでしょうか。アツアツのつみれは肉肉しくて美味しいです。
鍋だな、そう鍋のスープをいただいているカンジ。落ち着く味、実家にいるみたい。なにか満たされました。

さて、お次は熱い麺をいただきましょうかね。仙台では老舗なラーメンなようですよ。
仙台辛み噌味よしラーメン/ 1,000円
仙台市にある老舗ラーメン屋さんで、辛みそブームをつくった元祖といわれているお店のようです。味噌ラーメンに独特の辛味噌をスープに溶かして食べるということのようです。
画像をみると、辛味噌は別添えなようなので、挑戦してみましたよ。なんせ、筆者辛いの苦手でして......素晴らしいご配慮ありがとうございます。
まず、辛みそを混ぜずにいただきます。味噌がクリーミーですね。まろやかなスープに中細の麺がよく絡みます。ではお次はちょっとだけ辛味噌を混ぜてみて。わ、思っていたほどの辛さではないかも、逆にパンチが効いてこれはこれでいい。なんかどんどん足していきたくなるのがわかります。
コクはあるけどくどくなく、さらっと食べられるラーメンでした。あっという間に完食です。


さて、今回は東北の名物料理をいろいろと味わってみましたが、みなさんはいかがでしたか? 土地ごとに特色のある味や食材が楽しめるのは、やはりご当地フェスならではの魅力ですよね。
地方食材や料理のルーツや背景を調べてみると、その調べたことが印象に残って、さらなるフェスの記憶にもなりますね。新たな発見もあり、フェスの楽しみ方がぐっと広がります。それでは、次のフェスへ行くとしますか。次はどんな美味しい出会いが待っているのか、今から楽しみです。
<text=HAL>
ARABAKI ROCK FEST.25
日時:2025年4月26日(土)〜27日(日)
会場:国営みちのく杜の湖畔公園 北地区 エコキャンプみちのく
https://arabaki.com/